その全て僕の手で守り続けていくからね

140字では収まらない思いを語る。

大我さんの弱さ。東京カレンダーを読んで。

 

今更ながら、東京カレンダーを読んだ。

 

結論から言うと、私はやっぱり京本大我という人間が好きだ。弱さをさらけ出さる強さを身につけた大我さんを本当に素敵な人だと思った。

 

初めて外部の舞台に立ったのは、大我さんが20歳の時。

周りがレジェンドばかりで、その重圧に押しつぶされそうになっていた大我さん。自分が穴を開ければ大勢に迷惑がかかるという現実。今まで逃げてきた学芸会や運動会とは訳が違う。一方で、自分が居なくても舞台は成り立つ。代わりはいる。ダブルキャストとはそういうものだ。逃げても逃げなくてもどちらの道を選んでも纏わりついてくる苦しさに、20歳という若さで向き合うのがどんなに辛いか。大我さんが当時ここまで追い詰められていたなんて私は全く気づけなかった。

 

全身に蕁麻疹が出て、声が出なくなって、休演を選んだ。代わりにダブルキャストを務めていた古川さんが演じた。

それでも「支えてくれた周りの人達を裏切りたくない」という気持ちで再び舞台に這い上がった大我さん。

貴方の周りに支えてくれる人がいてよかったと心の底から思う。何よりも1番はダブルキャストが古川さんでよかった。古川さんも過去に同じような境遇を経験しているからこそ、大我さんに寄り添ってくれて、見守ってくださったのかな。大我さんのファンである私も古川さんには頭が上がらない。

 

大我さんは過去に「ミュージカルって大好きなんだけど、大嫌いなんだよね笑 本当に苦しいから。」と言っていたことがある。苦しくても、もがきながら舞台に立ち続け、弱さを見せながらも、自分と戦い続けている。そんな大我さんは誰よりも強い。弱さと向き合い、ステージに立ち続ける大我さんは誰よりもかっこいい。そんな貴方を心の底から尊敬しています。そして、そんな貴方が心の底から大好きです。

 

大我さんがこれからも大嫌いで大好きな舞台にたち続け、たくさんの拍手を浴びてたくさんの人に愛されますように。これからも、あなたの歩む道が綺麗で素敵なものでありますように。